本宗のPR文 ”我らの三観

我らは、自我と人生と世界とに対して 三ッの観念をもち、
これを平生活動と生存の意義とする。

1.自我観

「身見・我見・空見の邪執を離れて、正見の大我と生れかわろうとする正観」

我等は、我らの主体性を肉体及び肉体的存在とはせず、生滅しながらも永続する自我の意識を主体性とする。
そして、此の自我が弘願の一乗に帰命し、乗託して報土に得生する時如来の無量寿に一味となって永遠不滅の生命となる。

2.人生観

「刹那的享楽や厭世的忍従の生き方をやめて、大創造 大進化の道を学び、斯の道に立っての生涯をよろこび、その学修と錬磨をする為の家庭生活であり、職場と社会への活動を思う正観」

我らの人間一生涯は、永遠の旅人としての自我が、真実の大理想にメザメ、その大理想実現の大原理に強く共鳴した時から、過去の暗黒世界は閉ざされて、悠久の天地が開かれた事を信じ、斯の一大事業を完成する為の努力をするものと堅く信ずる。

3.世界観

「世界は、そして大宇宙はイキテ居る有機的活動を永遠に続けて居る。宇宙はこの意味からコスモスだ。決して無秩序のケオスじゃない。我らも大宇宙意志の理想化から地上に誕生発展したのだ。我らは、成長と創造の大原則に乗じて、小宇宙、即ちミクロコスモスとして、一人一人が大空に輝き、大地に活躍しようとする正観」

我らは、世界が常に創造と調和と生成にアケクレしていることを知り、其の源を大宇宙の意志とし、これを法界唯一心と呼ぶ。
そして、この一心は無為法を本体とし、この一心の無為法に総てを乗せようとして諸行無常の有為法が働くものと信ずる。
世界は元 一ッであり、国家と民族の差別はあっても、同一に念佛すれば皆、一心の無為法に無条件で乗せられ、自然の大創造と大調和と大生成が、個人個人に於ても行はれる。
斯の原則に立って我らは四海のウチ、皆、兄弟姉妹也、と叫ぶのである。

(弘願真宗 哲学教室編集作成)